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資源価格が与える、相場への影響力
原油
原油は世界経済を非常に左右する要因です。
各国によって影響は様々で、原油を輸出する資源国と、原油を輸入する消費国で大きく変わります。
原油安=日本をはじめとする消費国では、安く買えればもちろん恩恵を受けます。
インドや中国、ユーロ圏やアメリカも輸入が多く恩恵を受けます。
中東地域の主要な産油国、特にロシアでは大きな打撃を受けます。
特に円は、安全通貨としての側面が強く、リスク回避の円買いが顕著にあらわれます。
原油高=輸出する資源国にはプラスです。
プラチナ(白金)
プラチナ(白金)は、南アフリカがダントツ世界一の産出国になっています。
スワップ狙い等で南アフリカランドを買っている人はここは確認すべき項目になります。
金
金の特筆すべき点は、安全資産として扱われるところです。
世界経済が不安定になると、リスク回避先として金が買われることが多いです。
なので、世界の基準通貨のドルと非常に相関性が強く、米ドルが上がれば金相場は下がり、米ドルが下がれば金相場は上がるという傾向が強くなります。
世界同時株安などのニュースの中で、唯一金相場が上がっていると報じられるのはこのためです。