投機筋、ヘッジファンドの動向

ヘッジファンドなどの大口投資家が為替を大きく動かす

実は相場を最も動かしているのはヘッジであると言っても過言ではありません。

ヘッジファンドとは、世界の資産家から大口の資金を募り、集まった莫大な資金を金融商品を使って運用していくファンドのことです。

つまるところ、世界中にいる大富豪からお金を集めて、FXや株などで代わりに資産を増やそうとする方々ですね。

なぜこの方々がFXをする上で重要な位置づけになってくるのでしょうか。

簡単に言うと、僕らのような個人投資家をカモにして利益を出そうとするからですね。

例えば、エントリーしていた通過が、朝起きた時、ストップロスに引っかかって赤字決済になっていたことはありませんか?

チャートで確認すると、ちょうどストップロスを入れていたあたりから反転していたりします。

これは、ヘッジファンドが個人投資家がストップロスを多く入れているところを狙って、それを狩るように売買しているからなんです。

ストップロスを巻き込んで一瞬にして1円近く下がったり上がったりすることがありますよね。

そういう仕掛けを得意とするヘッジファンドが世の中に多々あります。

FX会社によっては、ストップロスや売買比率、指値エントリーをわかりやすく発表しているところもあります。

ファンダメンタルを研究して、ヘッジ狙ってきそうな場面を研究すると一気に勝率が高くなります。

投機筋の動きを読むには

また、ヘッジファンドなどの投機筋の動きは、資料として発表されています。

米国内での株価指数先物、通貨先物、商品先物などの取引を監視する権限のある米商品先物取引委員会(CFTC)が、売買ポジションを発表しています。

その中で、通貨先物はIMM部門と呼ばれています。

IMMの売買比率をみると投機筋の戦略や見通しを読むことができます。

でも、大口ヘッジファンドは自身の手口や戦略が公になることを嫌い、先物として取引していないことがあります。

そのため、必ずしもIMMの数値と為替の変動が一致しない場合があるのはそのためですね。

あくまでも参考程度にしてくださいね。

ケーススタディ

ヘッジファンドのケーススタディ 2016年4月

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